シモやんの、これだけは言わせて頂きます! ⑥

​「兄さん、それはないわよ!」

妹は、500万円の通帳のみを兄

から渡されて激怒しました・・


事の次第は、父親が遺言書を残

さずに亡くなった事から始まり

ます。


相続人は83歳の母親と、60歳代

の兄妹です。

財産は自宅と預貯金500万円のみ

です。ただ、その自宅はJR駅傍

の商業地で、売れば3億円は下ら

ない一等地です。


この自宅に同居する長男夫婦は、

ずっと親の面倒を看て来たのです

が、妹は他家に嫁いで何不住しな

い生活を送っているとの事です。

(彼女の法定相続分は1/4です)


「家は俺が守る、これで良いよな」

この一言が妹の感情を害します。

兄妹の争いに挟まれた母親は、オロ

オロするだけです。

そして税理士先生は

「ご家族で話し合って下さい」

と早々に退散です。


私は、この問題解決のお手伝いをす

る事にないましたが、何度も話し合

いを続けて奇跡的に折り合いがつき

ました(非弁行為に注意)


ギリギリ相続申告に間に合い、兄妹

の決裂は避ける事はできました。


「相続は争続が当り前」

と知る、ほろ苦い10年前のデビュー

戦でした。