「本店の審査で一週間かかります」
小川直哉さん(65歳)は、銀行窓
口の女性行員からの言葉に耳を疑い
ました。
一週間前に母親が亡くなり、その
葬儀費用150万円を相続財産の仮
払い申請で下ろそうとしたのです。
でも、一週間後では葬儀社への支払
いが間に合いません。
相続発生で預金凍結した通帳から
お金が下せる・・・国が国民生活の
利便性を考慮して法制化した「預貯
金の仮払い申請」です。
2~3日で下ろせると思っていたら
このざまです。
いったい、何のための法律なのでし
ようか?
新法ができたら気をつけねばなりま
せん。法律と現場(金融機関等)に
は、乖離がある事を肝に銘じて、
事前の対策をしておくべきです。
その後、小川さんは母親が簡保生
命に加入していた事がわかり、なん
とか期限に間に合い、葬儀代を支払
う事ができました。